ブランド設立以来クイックシルバーは、地域的にも国際的にも慈善活動に積極的に携わってきました。そして、企業としての社会的責任と慈善心を認識し、私たちの慈善事業が、一企業としてできること以上のインパクトを持ってほしいと願っています。そのためには、他の組織や個人の支援を統合することが必要だと考え、クイックシルバーファンデーションの設立につながりました。クイックシルバーファンデーションは、クイックシルバーの慈善事業への寄付すべてをひとつの傘下に収めるために結成され、2004年10月に501(c)(3)私立財団として始まりました。
我々の使命
クイックシルバーファンデーションは、環境、教育、衛生、若者育成のプロジェクトを支援することで、世界中のボードライダーコミュニティの生活の質を高め、それに役立つことに取り組む非営利団体です。
我々のビジョン
ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカを軸に全世界にオフィスを持つクイックシルバーは、世界中の人たちに働きかけ、クイックシルバーファンデーションを通して、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるというビジョンを持っています。
クイックシルバーファンデーションは、私たちすべての生活の質を改善することに全力を注いでおり、支援と奉仕活動を通して、学校、教会、地元の慈善団体を含む地域社会、また、児童、教育、科学、海、環境に関する私たちの重点的取り組みを共有するプロジェクトや組織のために活動しています。
歴史/背景
クイックシルバーは、過去30年間、世界中のボーダーライダーのコミュニティが教育、環境、科学的調査、その他さまざまな関連要因で恩恵を受けられるようにする慈善的支援の提供においてリーダーシップを発揮してきました。
クイックシルバーファンデーションは、カリフォルニア州ハンティントンビーチにあるクイックシルバー本社のオフィスから、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、そして世界中の当社のオフィスと連携しています。 また、さまざまな資源を共有することで、地域社会に拠点を置く組織が慈善的支援、調査、科学的革新を行えるようにしています。クイックシルバーファンデーションは、私たちのコミュニティとその環境が、世界中のボーダーライダーに大きな利益をもたらしていることを認識しています。そして現代、また、これに続く世代のために、この慈善心を保ち続けることが皆の願いなのです。
ロバート・マックナイトからのメッセージ
クイックシルバーファンデーションは、幅広い使命、そして大きな夢を持っています。ほとんどの財団はひとつの目的か目標しか持っていませんが、クイックシルバーは、サーフィン、スケート、スキー、スノーボードをする企業であるため、みなさまは私たちのことを海や山、そしてストリートシーンで見かけることでしょう。だからこそ私たちの使命は幅広いのです。私たちはあらゆる環境の中で取り組む国際企業であり、そのような企業として、あらゆる環境のための守護者となる責任を負っているのです。
わずか一年の経験しかない中、財団は多忙を極めており、アジアでの津波や、ハリケーン・カトリーナ後の救援活動では、その中心として貢献してきました。
また、サーフエイド・インターナショナルやスンバ・ファウンデーションといった団体を支援することで、私たちは恵まれない国の人たちに施しを与えるのではなく、より良い生活を送るための手助けをしています。このような財団は、学校、井戸、道路を作り、マラリア予防、正しい食生活、衛生習慣を教育することで、インドネシアの多くの島のために持続可能な未来を作り上げています。
私たちは、コミュニティ、国、世界はもちろん、スポーツの未来を構築するために若者の指導力を育成しています。USCやリグリー・オーシャン・インスティチュートと協力しているクイックサイエンスは、学校での科学教育を奨励し、これからの世代の科学者たちを育成しています。
アメリカの西海岸を訪れたクロッシングは、海洋生物学者が世界海洋と礁を観察するための停泊地を提供することで、私たちがリーフ・チェックとともに取り組んでいることを発表する最適なフォーラムとなりました。また、ダナ・ポイントのオーシャン・インスティテュートでは、資金集めのためのイベントを主催し、南カリフォルニアのコミュニティにクイックシルバーファンデーションのことを紹介し、クイックシルバーファンデーションとオーシャン・インスティテュートのための資金を集めることに成功しました。
また、姉妹ブランドのひとつであるロキシーで行ったキープ・ア・ブレストのような健康関連の慈善事業の支援も大成功を収めており、乳がん研究のために10万ドル以上を集めました。
財団の取り組みのすべては、私たちの従業員の支援なしでは実現できないことでした。彼らは、チルドレンズ・ホスピタル・オブ・オレンジ・カウンティやスーザン・G・コーメン・レース・フォー・キュアといったほかの財団への資金を集め、また、認知度を高めるために、日々努力してくれました。また、津波災害時やハリケーン・カトリーナの救援のため、そしてメイク・ア・ウィッシュ・ファウンデーションやサムワン・ケアズ・スープ・キッチンのためにプレゼントを寄付することで、休暇時には地元のイニシアチブのために、惜しみない支援をしてくれました。
これらは私たちが支援する慈善事業のわずかでしかありません。クイックシルバー・オーストラリアとヨーロッパは、共に地元のイニシアチブを持っています。これからもプログラムを大きくし、さらにグローバルなイニシアチブを作り出していくことを楽しみにしています。
敬具
クイックシルバー社 会長/CEO
ロバート・マックナイト
http://www.quiksilverfoundation.org/