五十嵐カノアがワールドサーフリーグのエリートチャンピオンズツアーに日本人として参戦することを表明
ワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)の2018年シーズンに向け、20歳になったQUIKSILVER契約サーファーの五十嵐カノアが日本人選手としてツアーに参戦することを公式に発表した。
日本と米国の二つの市民権を持つカノアは、東京で開催される2020年のオリンピックに向けサーフィンの日本代表を目指す決意を固めた。
「今年のWSLチャンピオンシップツアー(CT)から日本人代表選手として参戦します。日本人としてサーフィンをすることを誇りに思います。僕の両親は日本人ですし、僕のすべての親戚家族も日本人なんです。日本にもたくさんのサポーターとファンがいます。現在はCTの中には日本人サーファーはいないので、WSLに参加することは、WSLにとっても刺激的なことも確信していますし、そして自分の家族も喜んでくれることを楽しみにしています。」とカノアは言った。
この決定により五十嵐カノアは正式にWSL CT史上初の日本代表選手となる。
2016年に五十嵐カノアは、最年少のメンバー(17歳)としてCT(チャンピオンズツアー)にデビューし、次世代のプログレッシブサーファーのリーダーであることが証明された。
カノアのキャリアは、過去2年間でワールドランキングのトップ20にランクインしてる。カノアは、2017年にVans US Open Surfing(ヴァンズ全米オープン)での初勝利、その他に2016年のBillabong Pipe Masters(ビラボンパイプラインマスターズ)で準優勝した。
「オリンピックの日本代表選手になって戦いたいです。僕は、アメリカで競争しながら成長し、そこで多くの支持を得ました。しかし、これは同時に現在のキャリアの別の部分でもあります。 オリンピックは、スポーツ全体で最大の競技大会であり、だれもが子供のときに夢を見ることです。僕は、それがサーファーとして実現するとは考えていませんでした。今はサーフィンにとってもっともエキサイティングな時代です、僕は可能な限りの全力で日本代表の座を目指します」とカノアは語った。
五十嵐カノアは、2018年3月11日から22日までの間、オーストラリアで開催されるクイックシルバープロ ゴールドコーストで、2018 WSLチャンピオンシップツアーの開幕戦において日本人として初の参戦となる。GO! SAMURAI! KANOA!!